最近「メタバースに地域の商業圏を再現したい」という相談を時々いただきます。
地方には地域独特の物産やこだわりの商材がたくさん埋もれています。しかし、コロナ禍においてこれまでの観光や流通が減少しています。
そこで、島根県の魅力を広く発信する団体「一般社団島根城下町食文化研究会」では、最先端のメタバース技術を利用し、島根の優れた商材を発信します。この仮想空間商店街は、どなたでも無料でアバター(ご自身のキャラクター)を作って、手元のパソコンからゴーグル無しで商談やショッピングが自由にできます。新しい暮らし方の事例としても、最初の取組となります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000101270.html
「地域をメタバースに再現」の日本の代表格ともいえる「バーチャル渋谷(VR渋谷)」はclusterですが、「しまね縁結び商店街」はGAIA TOWN(Virbelaの日本版)を使っているとのこと。
・現状はWindowsとMacのみ(スマホやタブレットは不可)
・場を構築する人はサブスク契約(この件はサブスクいくらだろう!?)
どんな体感か、覗きに行ってみました!
まずはGAIA TOWNをインストール。
自分のアバターを設定して
GAIA TOWNに降り立ちました。
しまね縁結び商店街のお知らせが表示されます。
左上のメニューから「次に移動する」>「しまね縁結び商店街」を選択。
「しまね縁結び商店街」に来ました
購入は各Webサイトで
土日など、各ブースにスタッフの方がいたり、イベントが開催されていたり、多くのお客さんがフロアを歩いていると、また違う雰囲気かもしれません。
「地域を再現」「新しいショッピング」というより「地域PRのイベント会場」という感じでしょうか。
clusterに少しハマった時も思いましたが、メタバースもリアルと同じ「人と人との交流設計」(人の配置)=ソフト面が肝になる気がしています。
メタバース以外での施策、リアルでの取り組み諸々もポイントかもしれません。
本日はGAIA TOWNの中で「しまね縁結び商店街」を運営されている島根城下町食文化研究会さまの新宿でのリアルイベントに🌍
— 𝙂𝘼𝙄𝘼 𝙇𝙄𝙉𝙆 【公式】 (@GAIALINKvr) May 23, 2022
あくまでもリアルが至高のスペシャル。ガイアリンクもメタバースVirbelaから橋渡しを引き続きさせていただきます!
●5月22日(日)~26日(木)
JR新宿駅西口イベントホール pic.twitter.com/ntNiDByXhF
47都道府県が同じ取り組みをしたり、市町村単位で実施し始めると……どうなんでしょうね。人は何を目的に訪れるのかな、元々の地域のファンかな、メタバースに人を割くと地域の人が減るかな、メタバース元年と呼ばれる2022年、色々感慨深いです。
(国も何か取り組みそうですが、民の血税がむだになりませんように( ;∀;))
▼そらのうえショッピングモール
https://soranoue.com/
▼その他、VRでのショッピング事例色々
https://tips.spacely.co.jp/vrshopping/
▼逆に「リアルにオンラインを持ってくる」OMO(Online Merges with Offline)ストア
https://rurubu.jp/andmore/article/15408
面白い事例や取り組みあれば、教えてください~!
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