「傾聴」軸のデジタル公共インフラ! 2022/3/5「ポストコロナ時代の人権教育・人権啓発とは 社会を担う「子ども・若者」の人権」


公益財団法人東京都人権啓発センターが主催の、第2回シンポジウム「ポストコロナ時代の人権教育・人権啓発とは 社会を担う「子ども・若者」の人権」がYoutubeでオンラインライブ配信されると知り、拝聴しました。

(1)基調スピーチ(事前収録)
 オードリー・タン氏/台湾デジタル担当政務委員 (閣僚)
 「人権尊重社会のためのデジタル・ソーシャル・イノベーションとは」

(2)パネルディスカッション
 「社会を担う子ども・若者の人権:現状と課題」
 [コーディネーター]
  ・坂元茂樹氏/公益財団法人人権教育啓発推進センター理事長、神戸大学名誉教授 
 [パネリスト]
  ・甲斐田万智子氏/文京学院大学外国語学部教授、認定NPO法人国際子ども権利セン ター(シーライツ)代表理事
  ・李炯植氏/NPO 法人 Learning for All 代表理事
  ・出口真紀子氏/上智大学外国語学部教授
  ・下地ローレンス吉孝氏/ハワイ大学マノア校客員研究員
 [コメント]
  ・友常勉氏/公益財団法人東京都人権啓発センター理事、東京外国語大学大学院国際 日本学研究院教授
  ・山田真氏/小児科医、八王子中央診療所
完全同意に溢れた、オードリー・タン氏の基調スピーチ。※2021年12月に録画とのこと。
「デジタル・デモクラシーの軸は、国家の透明性を高めること(国民の透明性を高めることではない)」

「【信頼しない】とは【信頼されない】ことです(最初に信頼すること)」

「デジタル社会、誰もが情報を受信してアイディアを発言できいるが、その声が正しく傾聴される保証がない、例えば議会にあがって政策になることはない」

デジタル領域における公共インフラへの投資が必要です

気になったことは……

・台湾にて、民間でマスク配布場所アプリが作られた際、国はオープンデータのみ提供してとりあえず最後まで見守るだけだった?(金はもちろん気持ち的な報酬や広報支援も一切なしで、民間任せ? それが信頼??)

・台湾、多様なプラットフォームを構築・採択しているようだが、どのタイミングで/どのように予算を通しているのか? トライエラーで撤退すべき場合もあると思うが、エラーの場合は??

the plurality is here.

2016年、オードリー・タン氏がデジタル大臣として入閣したときの職務だそうです。

When we see “internet of things”, let’s make it an internet of beings. 
「モノのインターネット」は「人のインターネット」にしよう。

When we see “virtual reality”, let’s make it a shared reality. 
「仮想現実」は「共有現実」にしよう。

When we see “machine learning”, let’s make it collaborative learning. 
「機械学習」は「協働学習」にしよう 

When we see “user experience”, let’s make it about human experience. 
「ユーザー体験」は「人の体験」にしよう 

When we hear “the singularity maybe near”, let us remember: the plurality is here.
「シンギュラリティ(特異点)は近い」という言葉を聞くたび、ここには多元性が存在することを思い出そう。

まさに「人権」を感じます。すばらしき。。

さて、他の部分@本来の主軸も視聴していこうかな……!

【第2回シンポジウム】ポストコロナ時代の人権教育・人権啓発とは-社会を担う「子ども・若者」の人権-

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